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PLAY WITH IBARAKIコラム

【茨城王のいばらき放言】#02 潮来市~潮来行ったことある? 2014.07.16

いきなりタイトルがダジャレになっていますが、最近茨城のラッパー=イバラッパーとして活動しているため、普段から韻を踏む練習をしていまして、練習の一環で韻を踏んでみました。
この後も時々踏みますので、どうかダジャレではなく韻踏み(ライム)だと思って読んでください。
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というか、ダジャレは完全に子音まで一致しますが、ライムは母音だけ一致していればOKなんですよ。
母音だけ一致というのは日本語の場合、一見わかりにくいので、韻踏み箇所は太字にしておきます(笑)。

さて、第2回の潮来の話を書くぞ!と思ったらアニメの方は第3回の真岡鐡道がもうはじまってますね。またしても周回遅れの茨城王でございます(苦笑)。
しかも潮来といったら「あやめ」じゃないですか。あやめといったら6月じゃないですか。でも今はもう7月じゃないですか。ということは、あやめまつりは終わってるじゃないですか。
あ~ヤベー早めに書いておけばあやめネタがあったっぺよ~・・・って、強引に韻を踏んでみましたが、あんまり踏み過ぎると太字ばっかりで読みにくいので、以後回数を減らします(笑)。

では気を取り直して潮来の話ですが、誰もが最初に気になるのは名前ですよね!
潮来と書いて「いたこ」。これ普通読めませんから。「来」は「来い」だから「こ」というのはまだわかりますが、潮がなんで「いた」なんですかね?
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これは現在小美玉市にあり、むかしは鹿島にあった「潮宮神社」からとったそうなんですよ。潮宮と書いて「いたのみや」「いたみや」と読みます。
でも潮を「いた」ってふつう読みませんよね。念のため、辞書で調べましたが「しお」「うしろ」「ちょう」だけで、「いた」という読みは載っていませんでした。
そしたらどうもこれは茨城弁のようなのです。
茨城弁というよりももっと狭い潮来地方の方言なのかもしれませんが、潮のことを地元で「いた」と言っていたそうなんですね。
たぶん今は言っていないでしょうから、「いた」は失われた茨城弁ということですよ!
方言としては消滅してしまったものの、地名で残ったという・・・これは結構レアなケースではないでしょうかね。
それで、元々は「伊多古」「伊多久」「板来」などと書かれていたのを「潮来」と書き改めたというわけなんです。
ちなみにやったのは水戸黄門です。黄門様は全国行脚こそしませんでしたが、茨城県内でのエピソード相当ありますよね。
あとでまとめてみたいとは思っていますが、水戸黄門が命名したものだけでも、潮来、日立、水戸の桜川、八溝山の金性水などいろいろありますね。
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では最後にあやめの時期以外の潮来をどうすればいいか、勝手に考えてみたいと思います(笑)。
潮来って茨城では珍しく、一点集中型の市町村なのですよ。それだけあやめまつりのブランド力やオリジナリティが強いということのあらわれなんでしょうが、あやめは6月末で終わっちゃいますから、あやめが終わってからの余生をどうやってすごせばいいのかというのは重要な問題ですね。
ここで、これまでやってきた韻踏みが生きてくるなるわけです。
潮来の読みはイタコですね。イタコというと恐山のイタコと勘違いする人も多いはず。
だったらそれを利用して恐山のイタコの出張サービスをやってしまいましょう!
青森と比べたら潮来は都内からだいぶ近くなりますからニーズはあると思いますよ。
ただ、イタコの方たちがそんな安易な理由で来てくれるとは思えないんですよね。だったら占いや人生相談のまちならどうでしょう?
占いのまち、知らないのマジ?ってな感じで、潮来、行っちゃお!

それではまた。チャオ~。
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イラスト:芦名みのる

茨城王(イバラキング)
Webサイト『茨城王(イバラキング)』を運営しています。ラヂオつくばにて『イバラキングのごじゃっぺラジオZ』放送中。常総ふるさと大使。主な著書は『いばらぎじゃなくていばらき』。
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