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あぐかる制作秘話

【制作秘話】第7話龍ケ崎市牛久沼 2014.09.12

9月5日(金)に公開されたあぐかるPWI編「第7話龍ケ崎市牛久沼」はいかがでしたか?
今回はかわいいゲストキャラ、カッパが登場!
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声を担当するのは茨城県出身の村中知さん。
カッパはこれからのストーリーにも関わる重要なキャラだとか……?
それでは今回も、本編では語りきれなかった裏話をお届けします!

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知ってるか? 牛久沼のひみつを!
どんなひみつでモンス?
まず一つ目! 牛久沼は龍ケ崎市にある!
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引っかけ問題だったでモンスね!
うむ! テストに出るから気をつけるように。
続いて二つ目! 牛久沼には白鳥がいる!
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牛は泳いでないでモンス!
1963年に皇居の御堀から譲り受けたコブハクチョウのつがいが、牛久沼の白鳥の始まりなのだ。
牛久沼水辺公園」でゆっくり見るのがオススメでモンス。
コブハクチョウはくちばしが橙赤色、くちばしの根元に黒いこぶがあるのが特徴だぞ!
勉強になるでモンス。
そして三つ目! 牛久沼はうな丼発祥の地と言われている!
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うな丼は、江戸時代後期、うなぎが大好きな大久保今助という人が考案したと言われている。
考案……きっと、ごじゃっぺメカのように綿密な計画の元に設計されたんでモンスね……!
いや、蒲焼きとどんぶり飯を食べようとしたら牛久沼を渡る舟が出そうになったんで、ご飯の上に蒲焼きを乗せて舟に飛び乗ったらしい。
てっ、適当でモンス!
で、舟を降りてどんぶりのフタを開けてみたら、蒲焼きは蒸されて柔らかいし、たれがご飯に染みこんでいておいしいし……、
……お腹がすいてきたでモンス。
うな丼! うな丼食べに行こうポジリン!!!

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あー、食った食った、寝ようっと。
食べてすぐに寝ると牛になっちゃいますよ?
なんだよそれ、でたらめ言うなよー。
でたらめじゃありませんよ、牛久沼のほとりにある金龍寺に伝わるお話です。
むかしむかし、なまけものの小坊主さんが、住職さんの忠告も聞かずに、毎日ごろごろして大食いを続けていました。
ほー。
そうしたらある日とうとう尻尾が生えて牛になってしまいました。
唐突!?
悲しみに暮れた小坊主さんは、尻尾を持って止める住職さんを振り切って沼に身を投げてしまいます。
悲観しすぎ! 牛でもいいじゃん! 生きろ!
それからその沼は「牛を食った沼」として『牛久沼』と呼ばれるようになりました。今もその尻尾は金龍寺にまつられているんですよ。
はー、なるほどねえ。
だから食べてすぐ寝ないで、れんこん茶でも飲んでゆっくりしましょう?
うい~。

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さなえちゃん、コロッケ食べましょ! コロッケ!
コロッケ? どうして?
龍ケ崎市のコロッケは、茨城県でグルメによる街おこしをはじめた草分け的存在!
今も新しいコロッケが開発され続けているのよ!
そうなんだ! おいしい街おこしなんだね。
2002年に「コロッケクラブ龍ケ崎」が発足、10周年を迎えた昨年は龍ケ崎でとれたお米を使ったコロッケが考案されているの。
お米を使ったコロッケかあ。あ、だからいなほちゃん食べたかったんだね。
そうよ! 他にもお店によってたくさんのコロッケがあるんだから!
いなほちゃん、まさか全部食べるの!?
当然よ! さあ、レッツ龍ケ崎コロッケ!

次回もお楽しみに!

[参考リンク]
うな丼発祥の地牛久沼(市内うなぎ専門店一覧) [龍ケ崎市]
牛久沼にまつわるお話 [水土里ネット牛久沼]
龍ケ崎のコロッケ [観光いばらき]
コロッケクラブ龍ケ崎